車に轢かれてしまったiPhoneさん…。。
iPhone修理工房セレオ甲府店です♪
先日、車に轢かれてしまったiPhoneさんが
救急搬送されてきました。。
画面はもちろん映るはずもなく…
ガラスは全体的にバッキバキに割れてしまっていて
液晶も外れかけていました。。
内部が一部こんにちはしていますね。
インカメラやホームボタンがもはや剥き出し状態です。。
割れたガラスが内部を傷つけていないかも心配ですね。。
通知の音やホームボタンの反応はあるので
お預かりをさせて頂き、いざ修理開始です!!
通知音やホームボタンの反応があるので
ロジックボード(基盤)への通電は問題なさそうです。
ただ、正常に動いているかどうかはまだ確認できません。。
まずは、液晶交換で液晶の点灯確認を試みます!!
液晶を交換しても点灯がみられない場合は
基盤側にあるバックライトの故障が考えられます。
バックライトの修理は残念ながら、店頭での修理が出来ない為
一週間ほどお預かりさせていただいての修理になるのですが…
果たして、今回は…………点灯確認できました!!
第一関門クリアです♪
さて、お次は各パーツの動作確認に移ります!!
インカメラだったり、ホームボタンを新しいパネルに
移植して動作確認を行います。。
まずは、インダクションケーブルを元パネルより外します。
小さく薄いパーツにインカメラや近接センサー・イヤスピーカーなどの配線があるので
液晶の破損が大きい場合、パーツの取り扱いには
いつも以上に注意が必要です。。
今回の場合は、インカメラがしっかり起動するかの他に
レンズに傷がついていないかも要チェックポイントとなります。。
インカメラのレンズが剥き出しになってしまっているので
カメラ起動時にモヤがあったりした場合はレンズに傷がついてしまっている
可能性が大いに考えられます。。
お次は、ホームボタン!!
iPhone5S以降は、タッチID(指紋センサー)に対応していますが
この指紋センサーは一台に一個と決まっています。
指紋認証のセンサーが壊れてしまうとホームボタンを交換しても
指紋認証が復旧することはないのです。。。。
また、iPhone7以降になりますとホームボタンが物理的なボタン使用ではなく
Appleが開発した「Taptic Engine」と呼ばれる振動を生み出すエンジン仕組み。
この仕組みで、あたかもボタンを押して凹んだような振動を指に伝えているだけで
実際は凹んでいないとゆうわけですね。。
厄介なのは、この「Taptic Engine」です。
iPhone5S~iPhone6SPまでは指紋認証は復旧しないにしても
ホームボタンのボタンとしての機能はパーツ交換で復旧できたのですが
iPhone7以降は指紋センサーうんぬん以前に、ホームボタンを交換しても
ボタンとしての機能すら復旧不可となりました。。
Appleさん曰く、ホームボタンの故障率を下げる為に開発されたとか…
正直「Taptic Engine」のホームボタンの方が精密すぎて落下の衝撃などでも
すぐ壊れてしまう感じがするのですが…
ん~、なんとも言い難いですね。。
iPhone7以降の端末でホームボタンが壊れてしまった場合
ホームボタンをどうしても使いたかったら本体交換・機種変更とは
なかなかのリスクだと思います、、皆さん大切に使いましょうね(;´・д・)
さて、話を元に戻しましょうかね♪
すべてのパーツを元パネルから外した後は
新パネルに移植をして再度、起動テストです!!
結果は・・・・・・・・・奇跡的に、問題なし(。・ω・。)/
今回は、液晶の交換のみで済みそうです♪
無事に、お直し完了です(´∀`●)
ただ、見た目は元通りですが
かなりの衝撃が加わっているいる事は変わりないので
こまめにバックアップをとることのオススメと今後のリスクについて
しっかりお客様にご説明させて頂きお返しいたしました☆
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修理屋さんってなんか怪しいイメージが…
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